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    2010年04月10日

    映画『タイタンの戦い』(1981)

    リメイク版が公開をひかえる『タイタンの戦い』。
    ギリシャ神話ものスペクタル映画の代表作です。
    オリジナル版をレビューします。
    タイトルはタイタン族とオリンポス神の戦いを思わせますが
    実際には英雄ペルセウスがアンドロメダを救うまでの冒険物語。

    そのあらすじは・・・

    アルゴス王アクリシオスの娘ダナエと
    大神ゼウスが密通しできた子供が英雄ペルセウス。
    映画はダナエの父がこれに怒って娘と赤子を箱に入れ
    海に流す場面からはじまります。
    ゼウスはアルゴスを洪水で滅ぼして復讐します。
    ゼウスの保護で立派に成長したペルセウスは
    姿が見えなくなる冑、剣、楯と翼の生えた馬ペガサスを与えられます。
    また後にはアテネから相棒となる金属の梟ブーボーを与えられます。

    やがて彼はエチオピアの美しい皇女アンドロメダと出会います。
    彼女はかつての恋人で今はゼウスの呪いで醜い化け物になった
    カリアス(海の女神テテュスの息子ということになっている)に
    執着され追われていますが、ペルセウスはまずこれを退治します。
    ペルセウスとアンドロメダは結婚することになりますが
    母のカシオペアが娘の美しさを女神テテュスと比べたため
    テテュスの怒りを買い、さらにその息子カリアスの嘆願もあって
    カシオペアは海の怪物に捧げられることになります。

    ペルセウスは老婆の魔女グライアイ三人組の助言に従い、
    世界の果てオケアノスに向かって
    見る者を石に変えるメデューサの首を獲って来ます。
    これによって怪獣を退治し無事アンドロメダと結ばれます。

    clashes_with_the_titans_1.jpg

    原作は神話ですが、あえていえば
    オヴィディウス『変身物語』中の
    ペルセウスのエピソードということになるでしょう。
    映画オリジナルの監督はデズモンド・デイヴィス。
    ゼウス役に『アラビアのロレンス』の名優
    ローレンス・オリヴィエを配する豪華キャスト。
    やはり1981年という公開年からいって
    1977年公開で大ヒットした「スター・ウォーズ 」を意識したようで、
    とくにアテネの依頼でヘパイストオスが作った
    金属のフクロウ、ブーボーは、R2D2とC3POを合わせたような
    ロボットのようなキャラクター造形になっています。
    特撮は巨匠レリーハウゼンで、これが最後の作品。
    下半身が大蛇になっているメデューサの不気味さは語り草で
    映画としてはやはりこれが最大の見所でしょう。
    神々の宮殿には下界の人間を模した粘土人形があり
    神々はこれに手を触れて人間の運命を操ります。
    その描写がまだに神話的世界で興味深いです。

    発売中のDVDは音声が英語オリジナルとフランス語吹き替え版
    字幕が日本語の他、英・仏・中などの言語が入っています。

    タイタンの戦い 特別版 [DVD]

    公開をひかえたリメイク版の方は
    監督は『トランスポーター』シリーズのルイ・レテリエ。
    CG盛りだくさんになることはまちがいないでしょうが
    ハウゼンの職人技以上の味が出せるかどうか。
    ※リメイク版公式サイト:
    http://wwws.warnerbros.co.jp/clashofthetitans/

    posted by JEEPSTAR at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | *占星術とギリシャ神話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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