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    2017年11月17日

    いけだ笑み『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』[レビュー]

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    いけだ笑み『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社

    西洋占星術の入門書はルル・ラブア『占星学』
    松村潔『最新占星学入門』といった定番・スタンダート以外は
    出ては消え出ては消えという感じなのですが・・・
    (質が低いから消えたということでは必ずしもない)
    このいけだ笑み氏の入門書は2009年刊で
    すでにロングセラーといえる域に入っているでしょう。

    著者は松村潔氏の門下生。
    当初一冊の本にまとめるつもりだった内容を
    編集者の意向もあって『正』『続』二冊に分けたそうです。
    しかも分量が増えたから分けたわけではなくて
    それぞれの巻が薄っぺらく(140ページ前後)
    かつ字組みが大きくて一ページの情報量が少ないです。
    内容的には二冊で一冊分の分量です。

    通常は入門書に必ず含まれているような
    サインの星・ハウスの星・アスペクトといった
    ごく基本的な内容はこの本ではなくて
    『続』の方に収録されているので注意してください。

    複合アスペクト・太陽と月の組み合わせなど
    通常の入門書には手薄だったり無かったりする部分が
    『正』の方にまとめられています。
    他の入門書を持っている人には『正』だけ買うという
    選択もあるという意味では分けてよかったのかも。
    実際『正』の方が良く売れているみたいです。

    太陽星座と月星座の組み合わせについては
    12×12→144とおりすべての組み合わせについて
    解説してあります。
    これは他の入門書にはほとんない項目なので
    なかなか貴重なコンテンツと思われます。

    全体として原理原則論が先にあって
    それを型どおりに演繹しつつ
    経験や人間観察を盛りこんであるある感じです。

    その人間観察の部分では
    とても現代的な人間像が描かれています。
    古い入門書・解説書にはないメリットですね。

    しかし人物描写の視点と叙述のしかたにクセがあります。
    著者の世界観が反映するのは仕方がないとしても
    いろいろな人が読むものなので
    この点どうにかしたほうがいいのではないかと・・・。
    文章自体にもちょっとクセがあったりします。

    いけだ笑み『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社
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    https://jeepstar.monolith.jp.net/g/guide.html

    タグ:入門書
    posted by JEEPSTAR at 19:30 | Comment(0) | *占星術本・教科書/専門書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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