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    2017年11月19日

    いけだ笑み『続 基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社[レヴュー]

    続 基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門
    いけだ笑み『続 基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社

    同著者の『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』の続編。
    サインの星、ハウスの星、星のアスペクトといった
    通常の入門書では前半〜半ばに来る情報が
    『正』ではなくてこの『続』の方に収録されています。

    アスペクトについては箇条書きノート的なあっさりした記述。

    『正』と同様、原理原則論に則り型どおりに演繹しつつ
    経験や人間観察を盛りこんであるある感じです。

    原理原則論は各項目を読めばすぐ見えてくるのですが
    各項目のはじめにそこを明記して欲しいところ。

    原理原則論に議論が分かれているいるような説について
    なんのことわりもなく一つの説を採用しています。
    たとえば4室に父親の、10室に母親の影響を
    それぞれ見るようになっていますが
    これは逆の割り当てを採る人も多いのです。

    また3室自体の意味として女性性を採っています。
    これはあまり一般には知られていない解釈だと思います。

    こういうことについては
    例えば巻末に参考文献一覧を掲げて
    その中でコメントをつけてくれたほうが
    学習者・研究者の便宜になります。

    3室に女性性を見る説については気になったのですが
    著者のいけだ氏のWEBサイト内にその答えがありました。
    Book Reviwのページに紹介されている一冊。
    Joseph Crane, A Practical Guide to Traditional Astrology, Arhat Publications
    いけだ氏いわく「特に3ハウスに関する説明を、月が喜ぶ部屋としてつじつまが合うように解説されたものを読んだのは、この本が初めてでした。以来、私はずっと3室が女神と異教徒の部屋として定着しています」。

    それと、この本には誤字や言葉の誤用が
    ちょっと目についたりします。
    サイト内に訂正表が載っているのですが
    しかし他にも誤字・誤用が・・・・
    一般に広がっている誤用は親しみやすさの演出で
    あえて使用しているのかもしれませんがどうなのでしょうか。

    いけだ笑み『続 基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社
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    ※入門書の比較ガイドはこちらをどうぞ。
    https://jeepstar.monolith.jp.net/g/guide.html


    タグ:入門書
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    2017年11月17日

    いけだ笑み『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』[レビュー]

    ikeda_ki1.jpg
    いけだ笑み『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社

    西洋占星術の入門書はルル・ラブア『占星学』
    松村潔『最新占星学入門』といった定番・スタンダート以外は
    出ては消え出ては消えという感じなのですが・・・
    (質が低いから消えたということでは必ずしもない)
    このいけだ笑み氏の入門書は2009年刊で
    すでにロングセラーといえる域に入っているでしょう。

    著者は松村潔氏の門下生。
    当初一冊の本にまとめるつもりだった内容を
    編集者の意向もあって『正』『続』二冊に分けたそうです。
    しかも分量が増えたから分けたわけではなくて
    それぞれの巻が薄っぺらく(140ページ前後)
    かつ字組みが大きくて一ページの情報量が少ないです。
    内容的には二冊で一冊分の分量です。

    通常は入門書に必ず含まれているような
    サインの星・ハウスの星・アスペクトといった
    ごく基本的な内容はこの本ではなくて
    『続』の方に収録されているので注意してください。

    複合アスペクト・太陽と月の組み合わせなど
    通常の入門書には手薄だったり無かったりする部分が
    『正』の方にまとめられています。
    他の入門書を持っている人には『正』だけ買うという
    選択もあるという意味では分けてよかったのかも。
    実際『正』の方が良く売れているみたいです。

    太陽星座と月星座の組み合わせについては
    12×12→144とおりすべての組み合わせについて
    解説してあります。
    これは他の入門書にはほとんない項目なので
    なかなか貴重なコンテンツと思われます。

    全体として原理原則論が先にあって
    それを型どおりに演繹しつつ
    経験や人間観察を盛りこんであるある感じです。

    その人間観察の部分では
    とても現代的な人間像が描かれています。
    古い入門書・解説書にはないメリットですね。

    しかし人物描写の視点と叙述のしかたにクセがあります。
    著者の世界観が反映するのは仕方がないとしても
    いろいろな人が読むものなので
    この点どうにかしたほうがいいのではないかと・・・。
    文章自体にもちょっとクセがあったりします。

    いけだ笑み『基本の「き」目からウロコの西洋占星術入門』説話社
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    ※入門書の比較ガイドはこちらをどうぞ。
    https://jeepstar.monolith.jp.net/g/guide.html

    タグ:入門書
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    2017年09月16日

    『Stargazer占星暦 2018年版』発売中

    『Stargazer占星暦』2018年版は8月下旬に発売されました。
    占星術ホロスコープソフトStargazerのデータをもとに
    編纂され毎年刊行されている天文データ集です。

    2018hyo1.jpg

    内容については公式サイトからの抜粋します。
    ■2018年版の特徴
    ★ 1年分の占星術に必要な各種天体データを日本標準時で表示。
    ★ 毎月の感受点逆行期間をアミガケで表示。
    ★ 各感受点位置を「黄経」「黄緯」「赤緯」で表示。
    ★ ノース・ノードを「真位置」「真位置の平均位置」「平均位置」で表示。
    ★ リリス(月の遠地点)、小惑星(セレス、パラス、ジュノー、ベスタ)、
    キローン、ペルセポネを掲載。
    ★ 太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星の7天体の日々運動量一覧。
    ★ 年間の天体別、順行・逆行開始時期一覧。
    ★ ボイド・タイム一覧。
    ★ 主要天体のミューチュアル・アスペクト一覧。
    ★ 全感受点のミューチュアル・アスペクト一覧。
    ★ 携帯に手軽なA5サイズ。

    公式サイトALMANAC
    http://almanac.la.coocan.jp/

    公式サイトの通販以外では・・・
    実店舗では東京神保町・書泉グランデ
    それ以外はやはり通販で・・・
    占星術専門書店スターメディア
    http://www.starmedia.ne.jp/index.html
    トレーダーズショップ
    http://www.tradersshop.com/bin/mainfrm

    金融投資の専門サイトであつかっているといのが
    ちょっとおもしろいですね。


    関連エントリー:
    日本版20世紀占星天文暦について
    http://velvetmoon.seesaa.net/article/199795305.html
    日本版21世紀占星天文暦について
    http://velvetmoon.seesaa.net/article/206811570.html
    タグ:占星天文暦
    posted by JEEPSTAR at 23:47 | Comment(0) | *占星術本・教科書/専門書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2017年07月06日

    Joan McEvers, 12 TIMES 12 [レビュー]

    占星術専門書のレビューです。
    12 Times 12 144Sun/Ascendant Combinations
    著者のジョアン・マクエバー女史は
    日本では『アメリカ占星学教科書』シリーズとして
    刊行された教科書シリーズの定番である
    The Only Way to Learn Astrology”の二人の著者の一人
    ACS Publication、1984年。

    タイトルからわかるように
    太陽とアセンダントサイン(上昇星座)の
    12×12で144通りのすべての組み合わについて
    解説した書物です。

    太陽星座と月星座の組あわせについては
    があって過去に翻訳も出ていますが
    同じような感じでアセンダントをとりあげています。

    全体の構成として太陽星座を基準にするのではなく
    アセンダントサインを基準にしていて
    ASC牡羊座で太陽牡羊座、ASC牡羊座で太陽牡牛座、
    ・・・といった構成になっています。

    アセンダントサインをもっぱら外面的な特徴や
    体質、行動傾向と考えるむきも多いかと思います。
    “パッと見”と“実態”とが一致しているとか
    食い違っていて誤解されやすいとか。
    本書ではほとんどその人の性格の一部として
    とりあつかっているようなところがありますが
    およそ太陽が目的、ASCが手法といった感じの記述が多い。

    アセンダントと太陽星座の組み合わせからは
    必然的に太陽の入っているハウスが決まってきます。
    たとえばアセンダント牡羊座で太陽双子座の場合は
    太陽のハウスは第2ハウスか第3ハウスになります。
    これら太陽ハウスそれぞれについても言及があるので
    これを含めると実質的に144×2で288通りのパターンを
    扱っていることになります。
    さらに太陽の星座を三等分するデカネートも
    取り入れられていて、すべてではないですが言及があります。

    さらにマクエバー女史のほかの著作同様に
    さまざまな他の条件(配置)を伴った場合の例について
    あれこれ言及がなされています。
    これがとても参考になったりするのです。
    また、すべての項目にというわけではないのですが
    職業適性に関するコメントがしばしば見受けられます。
    出生チャートから職業適性や仕事運を検討する際の
    参考にもなりそうです。

    日本でも今日では出生時刻の正確な記録は一般化していますから
    アセンダントサインを基準にした占いも
    もっと出てきても良いのかもしれません。

    なお刊行されてから長く重版はでていないようなので
    古本として購入するしかないようですが
    Amazonではだいたい常時マーケットプレイスに出品されています。

    12 Times 12: 144 Sun Ascendant Combinations
    Joan McEvers
    Acs Pubns
    売り上げランキング: 791,000


    関連記事:
    『月と太陽でわかる性格事典』で一歩先の占いを
    JEEPSTARのサイト内コンテンツ:
    アメリカ占星学教科書シリーズ[魔女の家BOOKS]紹介

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    2017年06月22日

    新刊:松村潔『アスペクト解釈大事典』説話社・発売

    これから発売される占星学書の新刊情報です。
    すでに同じ出版元・説話社から
    『完全マスター西洋占星術』
    『完全マスター西洋占星術・U』
    などを出版されている松村潔の新刊です。

    このたび刊行される『アスペクト解釈大事典』は
    「大事典」のタイトルに相応しく948ページの大部の書物です。

    出版元の情報によれば・・・・
    10天体のアスペクトをメジャーアスペクトからマイナーアスペクトまでほぼ網羅しております。具体的には、その天体がどこともアスペクトを持たない(角度を生み出さない)からはじまり、0度、40度、45度、51.428度、60度、72度、90度、120度、150度、180度の組み合わせを解説します。
    本書で解説する項目は総数460にのぼり、これは他に類を見ない、まさに本邦初のものです。該博な著者だからこそ書き上げることができた、大事典の名にふさわしい1冊です。

    本書を使いこなすことによって、読者の方も著者と同じように「アスペクトを全惑星意識に向かうための図形を描いているものであると考えると、実はアスペクトのいかなる種類もよきものだといえる」ことがわかるはずです。プロアマ問わず、西洋占星術を本格的に学び、かつ、自分のものにしたいと考えている方は必携の事典です。


    明日、2017年6月23日発売予定とのこと。

    アスペクト解釈大事典
    松村潔『アスペクト解釈大事典』説話社
    posted by JEEPSTAR at 22:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | *占星術本・教科書/専門書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2017年03月29日

    ルル・ラブア『占星学・新装版』刊行

    ロングセラーの定番教科書が2017年春新装版で登場。
    本格的に占星術を学ぼうとする人には
    かならずこの本をおすすめしてきました。
    旧版が品切れになって以来
    サイトの入門ガイドでは何をおすすめしたらよいか
    とまどっていたところのですが
    そんな中で装いも新たに復刊されました。

    この本が最初に刊行された1995年以後も
    占星術の入門書は何冊も刊行されていますが
    わかりやすさと構成のバランスのよさでは
    本書を超えたものは未だないように思われます。
    天体、星座宮、アスペクトから、未来予測法まで、
    過不足なくわかりやすく解説されていて
    まさにスターンダードと呼ぶに相応しい内容です。
    それにアングルへのアスペクトにふれている和書は数少ないです。

    新装版では著者と親交のあったマドモアゼル愛氏による解説が追加。
    新しい表紙もまさにスタンダードな教科書という感じで好印象です。
    最初の入門書をどれにするか迷っている人も
    他の入門書で物足りなかった人やついていけなかった人も
    ぜひこの一冊を手にとってみてください。

    sennseigaku_ruru.jpg
    ルル・ラブア『占星学・新装版』実業之日本社


    posted by JEEPSTAR at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | *占星術本・教科書/専門書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

    2016年10月25日

    [新刊]神谷充彦『ハーモニクス占星術』説話社

    先月9月はじめに刊行された新刊の案内です。

    調波=ハーモニクス占星術は
    通常の出生図の惑星(感受点)の度数に
    一定の数を掛け合わせる技法で
    通常のチャートでは潜在的な様々なテーマを
    顕在化し明示する技法です。
    ※通常のチャートはハモニクス1ということになります。

    神谷充彦『ハーモニクス占星術』説話社は実に308ページの専門書。
    ハーモニクス21までをあつかっています。
    著者の神谷氏のこれまでの著作としては
    『詳解 月の正統西洋占星術』学研の他
    古代文明や数費術をあつかった著作があります。
    本書は松村潔氏の理論をベースに
    数秘術や著者自信の経験がもりこまれているとのこと。
    石川潔氏の理論への言及もみられます。

    本書の前半の三分の一(100ページほど)については
    サイン(星座)と感受点などの
    基本的な意味の解説となっています。

    各・調波=ハーモニクスの解説については
    その数字に対応したタロット・カードの意味から
    読みとくなどオカルト的傾向性が感じられます。
    第21調波までで終わっているのは大アルカナとの
    対応を重視したためと思われます。

    各ハーモ数の活用法については
    各テーマ(対人関係、恋愛、家庭、職業など) 毎に
    参照すべきハーモ数を提示し
    のみならず特定の年齢域ごとに
    参照すべきハーモ数を提示しています。

    なので実践(実占)にもすみやかに活用することが出来るでしょう。

    巻末に松村氏や石川氏他の参考文献が提示されていますが
    洋書が挙げられていない点はやや物足りなさがあります。

    ハーモニクス占星術
    神谷充彦『ハーモニクス占星術』説話社

    本書に関連のあるハーモニクス解説書:
    松村潔『ハーモニクス占星術』学研(入手困難)
    松村潔『倍音の占星術』(Kindle版)
    石川源晃『調波占星術入門』平河出版
    posted by JEEPSTAR at 19:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | *占星術本・教科書/専門書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする